宮城県名取市は、平成23年3月11日の東日本大震災によって甚大な被害を受けたことから、当社は、名取市から震災復興関連支援事業として、「閖上地区被災市街地復興土地区画整理事業」「閖上東地区被災市街地復興土地区画整理事業」「災害公営住宅整備事業」及び「震災復興伝承館、観光交流・物産センター整備事業」を受託し、各支援業務を進めて参りました。

　

　閖上地区、閖上東地区の土地区画整理事業では、地権者等との協議及び調整を迅速かつ的確に行い、「計画調整」「区画整理」「移転補償」「工事調整」「工事監督」の体制で支援業務を進めました。

　また、災害公営住宅整備事業では、「計画調整」「工事調整」「工事監督」の体制で支援業務を進めるとともに、上記土地区画整理事業及び災害公営住宅整備事業間の連携により、生活再建を遅延することなく遂行しました。

　これらの各支援業務への貢献が評され、2021（令和3）年３月25日に名取市の山田司郎市長より、「感謝状」の贈呈を受けました。

　

　名取市における当社の支援業務は終了しましたが、当社は、災害復興支援業務をはじめとする独立行政法人都市再生機構（UR都市機構）の業務の足腰として、引き続き、重要な役割を担うよう機構から要請されていることに応えるだけでなく、国・地方公共団体等の事業の支援を行うことを通じて、社会に貢献し続ける「総合的まちづくり・すまいづくり支援企業」を目指して参ります。